自分の言葉で「言葉を使う」

軽井沢の庭

 使えない言葉は使えない。

 宮沢りえさんは、「40歳は、戸惑う。」(http://www.1101.com/rie2014/index.html) の糸井重里さんとの対談で、そのように言っていました。女優という職業は、努力することが最低条件のようです。自分を見つめて、自分で取り組まないと身につかないものがある。演技もそうですが、自分で身体でやりながら、体得していく。そして、50歳になったときに、貧相ではない心を持ちたいことが、自分の言葉で「言葉を使う」理由のようです。

 たしかに40歳をすぎたら、キャリアをあれこれ積むことよりも、自分のスキルと経験から価値を見出したい。なかでも、40歳の誰もが持ち合わせている基本的な教養は、「言葉」であり、使う言葉や言葉の使い方に価値が光ると思います。

 「言葉」をスキルとして、自分の経験から価値を見出すには、宮沢りえさんも言うように、自分の言葉で「言葉を使う」ことだと思います。いつでもどこでも、話すことでも書くことでも、今すぐはじめることができます。つい言おうとしたその言葉が、借り物なら、いったんゴクリと我慢をして、自分の言葉だけで説明をしてみる。説明ができたら、その言葉の定義や、それを語ることの理由も自分の言葉で語ってみる。そうして、自分の言葉で語りだせると、ふわぁっと全体が包み込まれていく。。

もとねすメモ)そうなれば、シメたものですよねぇ!





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