使わない言葉を決めたら、その言葉の仲間に出会える

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スタートアップの構築は、組織の構築に他ならない。

(「リーン・スタートアップ」エリック・リース, 伊藤穣一, 井口耕二)

 子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまでわかる「ふつうのわかりやすい言葉」。誰が聞いてもわかる話し方、誰が読んでもわかる文章が書けるようになれたら、いいな。伝えるために語彙を増やすには、どんな方法があるのでしょう?

1.「楽しかった」日記

 小学校1年生から日記を書き続けています。ジャポニカ学習帳の大きなマス目で、もちろん手書きの鉛筆で。その日の出来事と最後には、必ず「・・・楽しかった」で終わる日記でした。

2.「楽しかった」を使わない

 あるときに、ご年配の担任の先生がこう言いました。「『楽しかった』を使わないで、日記を書いてごらん?」うっ。楽しかった出来事を、「楽しかった」を使わないで書く日記は、つらい。でも、「楽しかった」を使わないことで、仲間の言葉がたくさんあることに気がついたのです。

3.使わない言葉を決めてみる

 最近は「考える」という言葉を使わないようにしています。変わりに「仮説を作ってみたら?」「できること」「そのときにどう感じたの?」など、「考える」の仲間言葉との付き合いが増えてきました。

 使わない言葉を決めて、言葉を知ることもできるのですねえ。

気づき)

 ・「私」を使わないのも面白いです。

 ・「・・・的」「・・・である」も使わないと面白い。

 ・やさしい誰もが知っている言葉が使える、ということ。

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