物憂げな6月の雨に打たれながら「1994年のインタビュー」

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物憂げな 6月の雨に 打たれて

愛に満ちた 季節を想って 歌うよ

知らぬ間に忘れてた 笑顔など見せて

虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを

(「innocent world」Mr.Children)

 1994年、社会人1年目にどんなことをしていたのか、インタビューの依頼をいただきました。いくつかのテーマがあったのですが、薬害エイズ訴訟で原告と刺身を食べたときのことを、インタビュワーは切り取ってくれました。

 原告の方のご講演のあと、みんなで料理屋に。刺身が振舞われるも、醤油皿が足りず、となりの原告の方と同じ醤油で食べました。HIVウイルスは醤油くらいでは感染しない。わかっていましたが、気にしている自分がいた、というシーンです。

 社会人1年目。これまで外に対して閉じていた無垢な世界(イノセントワールド)を開くタイミングです。時に人を傷つけ、君は居なくなる。でも、こうして僕は歩きつづけていく、自信はないけど。閉じた世界では、自分の価値観ですべてを作れたけれども、その世界文化が問われる。

 刺身を食べた、あの6月。

 物憂げな6月の雨に打たれる季節に。

気づき)

 ・インタビューのご依頼、ありがとうございます。

 ・あやふやな、あの季節も大切

 ・歩いていきましょう

Atomic Heart

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