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“The appreciation of pleasure can be an anchor of one’s humanity”

(“EAT, PRAY, LOVE”, P.115より)

 スカンジナビア航空社長のヤン・カーソン「真実の瞬間」に学ぶ「薬局長のための覚え書きー第2回ー」です。第1回目は、「最前線の従業員に、顧客ひとりひとりのニーズと問題に対応する権限を与えること」を学びました。キャビンアテンダントが顧客に接する時間は15秒。ここで、サービスのクオリティが測られることは、新幹線でも、病院でも同じです。

 さて、第2回は、そのヤン・カーソンが、社長に就任してはじめにスピーチをした場面です。

 私は、現在の病院の薬局長を引き受けることを何度かお断りしてきました。というのも前任の薬局長は、いろいろなことを知っていて、いつでもトップポジションに立ち、よくしゃべったからです。私は、そうはなれません、と丁重にお断りをしてきました。

 しかし、いよいよ当人の異動が決まり、代役を勤めるしかないという場面になりました。なかば致し方なく、私は薬局長を引き受けました。そして私は、「すべての意思決定を行わなければならない」、という大きな勘違い行動をはじめました。

 しばらくして、院長に呼ばれました。「あなたに求めていることは、そうではない。いままでのあなたでいいのだ」。私は自分に課せられていると思った役割を演じていたので、以前とは違う振る舞いをするようになっていたのです。私がやっていたのは、明らかにはじめてスポットライトを浴びた人間の多くが経験することでした。

 そして、すぐに方針を転換し、あらためて職員にメッセージを伝えました。それは、このヤン・カーソンの就任時のメッセージを同じです。

 わが社の経営状態はよくない。赤字で、多くの問題を抱えている。

 私は新任の社長なので、会社のことは何1つ知らない。私一人の力でこの会社を救うことはできない。リンネフリュ社が生き残る唯一の道は、各人が責任を負い、可能性を広げるためにアイデアを出し、経験を活かして、私に力を貸してくれることだ。私もいくつか自分のアイデアをもっているので、それを使うことができるかも知れない。

 しかし、最も重要なのは、きみたちが私を助けてくれることで、その逆ではない。

気づき)

 ・カリスマ性=すべての意思決定をすることではない

 ・最前線のスタッフが、働きやすい環境をいかに作れるかで、その逆ではない

 ・薬局長のための覚え書きー第3回ーにつづく(つづくか?)

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カテゴリー: Diary

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