課題設定から解決までに効く3冊

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 1月に最大の恩恵をうけた3冊は、課題解決のための3冊です。研究計画、職場運営から管理部でたたかう時まで、あらゆる場面で「水平思考」と「垂直思考」が頭の中を行ったりきたりするようになりました。イシューや、相手のキースイッチをサーチして、なるべくわかりやすく説明する。

 その「その方法は、こうですよ!」というテキストを3冊並べてみました。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 この1冊がすべて。何度も読み込んで、イメージを作っています。おかげで先週の「薬剤師と製薬会社の関係調査」については、5分で問題意識を共有できました。しかも、それぞれのロジックが結びついていて、贅肉をそぎ落とした1枚の提案書は、1月最大の自己成果。かなり飛び抜けた書き方をされていますので、以下の2冊で私は自分をフォローしています。

 3冊のなかでは、もっとも古い。発売当初に市ケ谷の書店で購入して、線をたくさん引いて、翌日の会議で報告をしたものです。MECEやピラミッドストラクチャーで、why so ? を繰り返す図などは、ここから学びました。いまでも、何か提案をするときに、書くときも話すときも、この図が頭に思い浮かびます。

プロの課題設定力

プロの課題設定力

 著者の「プロの学び力」がとてもよかったのですが、こちらの「そもそも課題設定をどうするか?」も、とてもわかりやすい。ラテラルとロジカルをどういったりきたりするのか?そこまで教えていいの?というレベルまで答えてくれます。

これから)医療安全でごいっしょさせていただいた茨城がんセンターの看護師長さんは「課題が多く、〆切りに追われる」と医療安全科学院での研修をふり返っていました。「で、半年間でどうなったのですか?」と伺うと「大量の課題でもこなせるようになった」とおっしゃっていました。フォームを決めて、打ち込めば、意義ある活動を達成できるはずということなんだな、と感じました。もう今年も1ヶ月が終了しました。2,3月の目標を私も見直します。

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