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 日本でのお薬手帳の認識はいかが?

入院時に患者さんたちも「自分のお薬手帳」をおおかたお持ちになってくるようになった、という声も聞かれます。

 医師は、患者がもってくる薬剤リストについて、その関わりの責任をどう認識しているのか?医師からの記述から、質的に5つにカテゴリー化し、その関連を図示した研究。

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Note: Category D is the most comprehensive; it comprises a broader understanding because it includes aspects of the other 4 categories (A, B, C, and E), as well as the patient perspective on drug therapy. In contrast, GPs expressed a more restricted understanding in category A, often excluding aspects from above categories.

→(驚いたの私だけでしょうか?)Category D、患者にも医師にも責任があるという認識が、most comprehensiveもっとも大局的。Category Cすべての責任を医師に押しつけてしまわずに、互いに、責任を持つことが、正当な医療の立ち位置かも知れない。

結局それは、誰の仕事?患者の薬剤リストについて、スウェーデンの一般医の責務

Whose Job Is It Anyway? Swedish General Practitioners’ Perception of Their Responsibility for the Patient’s Drug List

Annals of Family Medicine 8:40-46 (2010)

(全文が読めます)

http://www.annfammed.org/cgi/content/full/8/1/40

目的:患者が服用している現在の薬剤のリストは、安全に薬剤を処方する上で必須である。この研究の目的は、別の医師による処方薬のリストについての責任認識が、一般医general practitionerにおいてマイナス、ましてや害の原因の相互作用を引き起こさないのか、調査することである。また、この責任がどのようにマネジメントされるべきか、明確にする。

方法:記述的な質研究として、スウェーデンの20名の医師で実施した。目的に沿った情報提供解析者を募集し、準構造化されたインタビューにより医師らの責任について情報を得た。データは、現象学的なアプローチを用いて解析した。

結果:患者の薬剤リストについての責任について、さまざまな認識を得て、とくに、いかに一般医がこの責任について異なった考え方を持っているのか?知見を得た。5つのカテゴリーが、明らかになった:

(1) imposed responsibility (以前の処方についても)責任を負わされている

(2) responsible for own prescriptions自 分の処方については責任がある

(3) responsible for all drugs すべての処方に責任がある

(4) different but shared responsibility (患者にも責任があるし)一部医師側にも責任がある

(5) patient responsible for transferring drug information 薬剤情報を持ってくる患者の責任である

このカテゴリー間における関連は、アウトカムの部分に図示し、薬剤リストをマネジメントする際の一般医の道義について示した。

結論:患者の薬剤リストについての一般医の責任についての理解はさまざまで、患者のケアを脅かすものであった。一般医は、この責任についての理解はさまざまであることを知ることが、質を改善することだと、提言したい。

これから)J.P.Morganの先輩と歌舞伎座、留守番、たまった本の整理。外は雪かな?

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カテゴリー: Pharmacist

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