高齢者の副作用は何を注意するか、1997年カナダ


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 薬物療法でとくに高齢者への副作用を注意する論文がいくつか発表されています。副作用の評価なので、発生数を母集団で計算するよりは、「意見」を中心にまとめることになるのでしょうか。

 CMAJ. 1997 Feb 1;156(3):385-91.

 Defining inappropriate practices in prescribing for elderly people: a national consensus panel.

 カナダのモントリオールからの報告で、家庭医、薬剤師を含む32名のエキスパートが臨床的に意義があるか?平均的な評価点をつけたもの。1点(臨床的な意義がない)~4点(臨床的な意義が高い)で、結果は以下の通り。

分類  平均 状況            危険性

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循環器 3.83 喘息やCOPDへβblocker  呼吸器悪化

精神  3.72 不眠に長時間benzodiazepine 転倒、骨折

NSAIDs 3.78 胃潰瘍患者への変形性関節症 胃潰瘍再発

その他 3.47 warfarin投与中のcimetidine 出血

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